”朗読公演”

岡崎ちか子が楽しくて面白い、あるときはシリアスにあるときはワクワクの朗読公演をお届けいたします。
学校&図書館&保育園etc出張公演報告。※個人でもグループでもお気軽に公演依頼承ります。
<< April 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
 
RECENT TRACKBACK
PROFILE
 
東京都江戸川区立松江図書館

「冥土の飛脚」近松門左衛門
語り:岡崎ちか子 音楽:秋山桃花
平成14年3月16日(土)午後二時半 開演

暖かな日ざしまぶしく桜のつぼみもふくらみかける陽気のなか江戸川区のまん中あたり。。。古くからの町、松江商店街の一角、松江図書館におじゃましてきました。図書館は築30年というだけあって年期の入った建物、昔から地域の人に愛された図書館なのでしょう

【あらすじ】

〜上の巻〜

 大阪淡路町、飛脚問屋、亀屋の忠兵衛。
4年前に大和新口村から養子となったが、商売上手の上、茶の湯もたしなみ、人柄もまじめ、酒も少しは飲めるし田舎出にはまれな良い男ぶりである。

 十八軒の飛脚仲間の間でも鏡といわれるほど、手堅い商いをしているこの亀屋だが、近頃催促を受けることが多くなった。実は忠兵衛、槌屋の女郎梅川と恋仲になり梅川のところへ通うために店の金をつかいこんでいたのだ。

 そんなとき友人の八右衛門、金が届かないので、催促に使いをやったのもののらちがあかず直談判にやってくる。
そこで忠兵衛は「梅川に身請けの話があり、自分が身請けするための手付金
として八右衛門の金をつかいこんだ」と涙ながらに仔細を打ち明け、わびる。そして借金の承諾を得る。
文盲の母、妙閑を鬢水入れでごまかす忠兵衛と八右衛門。

 しかし、忠兵衛には身請けするための残りの金の当てはなかった。
 そこへ亀屋に公金が届けられた。早速、忠兵衛は屋敷へ金を届けるために
三百両を懐に店をでるが、脚は梅川のもとへと向かっていた。
一度は思案二度は不思案三度飛脚。戻り合わせて六道の冥土の飛脚と

〜中の巻〜

 梅川は手付け以来、姿を見せない忠兵衛を想い泣き沈んでいた。
そこへ八右衛門がやってきて、店の者に「忠兵衛が打った手付け金、そしてここで使っていた金も自分の金。今後は忠兵衛のため、ここに出入りさせてくれるな。梅川を説得して身を引かせて欲しい。」と話をする。
それを聞いた忠兵衛は自分が恥をかかされたとおもいこみ公金の封を破ってしまう。公金に手をつければ死罪。
「ただ、生きられるだけ生きて、この世で添い遂げよう。」
跡は野となれ大和路や足に任せて

〜下の巻〜

 人目を避けてやっと二人がたどり着いたここは、忠兵衛の故郷、新口村
 実家には追手がせまっているとおもい、まずは忠兵衛の幼馴染、忠三郎の家へ行くそこへ、実の親、父、孫右衛門が通りかかる
こんなに近くにいながら顔を合わせることのできない親子・・・。
下駄の鼻緒が切れた孫右衛門を梅川は走り出て介抱する。
 孫右衛門は忠兵衛のことを嘆きながらも「やはり子は可愛い。二人が無事であるよう親より先にあの世へ行くことのないよう」梅川に告げる。
 孫右衛門とわかれたふたりは人目も忘れて泣いた。
そこへ忠三郎が戻ってきて、二人を逃がす・・・・・



コメント
コメントする









 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://reading.chikakos.com/trackback/161043